計算機のハードウエアをとても簡単に書くと、図のようになります。 どのような計算機でも、この図のような構成をしています。 厳密に言うと、細かな部分で、色々違いがありますが、この図にあてはまらない事はありません。 「バス」よりも下の部分を全部ひっくるめて、 外部装置制御ハードウエアなどと言ったりもします。
同じ計算機でも、 大型汎用機などは、 直接繋がっているキーボードやマウス、ディスプレイなどが無い方が普通です。 大規模な計算機は、多くの人数で共有して使う事が前提となっているので、 PC を端末として沢山接続して使います。 それらの端末は、外部装置制御ハードウエアを通して繋がる事になります。
このような、規模の大きな計算機は、 各構成部品を本体を止めずに(電源を落とさずに)、交換する事が出来るように工夫されています。 規模の大きな計算機は、故障して止まるという事が許されないからです。 元々各構成部品の予備の部品を搭載しておいて、故障を発見したタイミングで、 予備の部品に切り替える事も出来たりします。 また、CPU が一つではなく、複数搭載されていて、お互いが協調し合いながら動く事で、処理スピードを上げています。 こういう計算機をマルチ CPU と言ったりします。
豆ひきの為の水車小屋が一台しかないと、 それが壊れてしまったら、修理するまで仕事は出来ませんが、 元々二台在って、その前に水門を作っておいて、その水門の開け閉めで、 水を片方ずつにも、両方にも流せるように作っておいたらどうでしょう? 壊れたら、壊れていない水車小屋に水を流せば、仕事は続けられるし、 忙しくなってきたら、両方に水を流して、両方とも使う事が出来ますね。 そういう感じです。
ポイントとして押さえておいて欲しい事は、 CPU と、その他の構成部品は、 「バス」という共有回路で接続されているということと、 外部装置は、その装置との通信を制御する為の「コントローラ」という部品と、 一対一になっている、ということです。 各コントローラと、接続される機器の間が、 インターフェースです。
IBM PC/AT の世界でいえば、キーボードコントローラとキーボード、 マウスコントローラとマウスのインタフェースは、 PS/2 と言うものが主流で使われています。 最近は、 USB というインターフェースを使うものもあります。 二次記憶装置のインターフェースは、現在は IDE から発展したインターフェース、 ATA、Ultra ATA 33、 Ultra ATA 66、Ultra ATA 100 といったものが主流で使われています。 また、あえて二次記憶装置のインターフェースに SCSI を選ぶ場合もあります。 SCSI にも、色々種類があります。