SCSI は、 二次記憶装置を接続するためのインタフェースとして誕生しました。 今では、二次記憶装置だけでなく、プリンターや、イメージスキャナなども、 インターフェースとして SCSI を用いるものがあるので、 二次記憶装置のためのインタフェースではなくなっています。
SCSI にも、色々な種類があります。 それを一覧表にしました。 将来予定されているものもありますが、それは割愛します。
名称 |
転送レート |
データ幅 |
台数 |
長さ |
||||
SCSI-1 |
5Mbytes/sec |
8bits |
7 |
6m |
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Fast narrow SCSI |
10Mbytes/sec |
8bits |
7 |
3m |
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Fast wide SCSI |
20Mbytes/sec |
16bits |
15 |
3m |
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Ultra narrow SCSI |
20Mbytes/sec |
8bits |
7 |
1.5m |
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Ultra wide SCSI |
40Mbytes/sec |
16bits |
15 |
1.5m |
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Ultra2 SCSI |
80Mbytes/sec |
16bits |
15 |
12m |
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Ultra160 SCSI |
160Mbytes/sec |
16bits |
15 |
12m |
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SCSI は、規格の古いものとは互換性が保証されています。 MO ドライブなどは、 Fast SCSI インタフェースのものもありますが、 Ultra SCSI に接続しても使えます。
「narrow」と「wide」という言葉が出てきていますが、 これは、一度に送る事の出来るデータの幅の事です。 wide は、 narrow の 2 倍のデータの幅を持っています。
narrow と wide を区別するには、 SCSI ケーブルを接続するコネクターを見れば解ります。 narrow は、50pin、 wide は、68pin です。 SCSI ケーブルは、 一本の太い線を接続するだけですが、その太い線は、実は細い線をよりあわせたものなんです。
SCSI インターフェース機器の接続コネクターを良く見ると、沢山の小さな接点、 もしくは、小さな穴が沢山空いている事が解ると思います。 この一つ一つに全部繋がります。 その数が、50 個あるものを 50pin と言います。
SCSI インタフェース用のケーブルは、 そのコネクタ形状を注意しないといけないです。 PC 内部で、 SCSI コントローラカードと、 二次記憶装置を繋ぐ為のフラットケーブルのコネクターは種類は、 narrow 用のものと、 wide 用のもの、この 2 種類しかありません。
問題は、外付けにする場合です。 コネクタの形状は、色々あるんですが、 主に使われている形状は、全部で 3 つあります。 D-Sub 25pin(主に Macintosh で使われる)、 ハーフピッチ、ハーフピッチアンフェノール、この 3 つです。 SCSI ケーブルを買う時は、 コネクタ形状に合うものを買わないと、接続できません。
名称 |
用途 |
コネクタ形状 |
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D-Sub 25pin |
SCSI-1 |
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アンフェノール 50pin |
SCSI-1 |
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ハーフピッチアンフェノール 50pin |
Fast narrow Ultra narrow |
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ハーフピッチ 50pin |
Fast narrow Ultra narrow |
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マイクロリボン 68pin |
Fast wide Ultra wide Ultra2 Ultra160 |
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ハーフピッチ 68pin |
Fast wide Ultra wide Ultra2 Ultra160 |
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買おうとしている機器のコネクターを良く見て、それに合うものを選んでください。
narrow タイプの SCSI は、 50pin、 wide タイプの SCSI は、 68pin です。 wide タイプの SCSI 用のコネクターは、 narrow に比べると、ピン数が多いので、細長い形状になっています。 ハーフピッチ、ハーフピッチアンフェノールのコネクターごとに、 narrow 用、wide 用があります。
SCSI は、 沢山の機器を一つのコントローラで制御出来る「バス型」インターフェースです。 CPU とその他の構成部品を繋いでいるのは、 バスという共有回路だと言いましたが、これと同じ考え方の接続方法なのです。 仮に、SCSI に、 2 つの HDD が接続されていたとすると、 HDD 1 との通信も、 HDD 2 との通信も、物理的に同じ線を使って行われます。 ですから、同時にお話をしないような工夫がなされています。
SCSI は、バス型のインターフェースであるが為に、約束事があります。 それも注意しないといけません。 注意するべきことは、SCSI ID、ケーブルの長さ、ターミネータです。
SCSI ID とは、お話をする相手を特定する為のものです。 1 つの SCSI コントローラに接続されている全ての機器が、 全て違う(ユニークな)SCSI ID を設定しないといけません。 大抵の PC は、 SCSI コントローラが ID 7、 一台目の HDD が ID 0、 二台目の HDD が ID 1、 CD-ROM ドライブが ID 6 に設定されています。 空きの ID は、 2、3、 4、5、です。
ケーブルの長さは、 一つの SCSI コントローラに接続されている全ての機器を繋いでいるケーブルの、 全部の長さの事を言っています。 Ultra SCSI の場合は、1.5m 以内にしないといけません。 内蔵 HDD や、 CD-ROM ドライブを接続する為のフラットケーブルの長さが、 大体 50cm ぐらいでしたから、 残りは 1m ぐらいということです。 ですから、ケーブルを買う時は、必要最小限の長さのケーブルにするようにしましょう。
最後にターミネータです。 ターミネータは、繋がっている SCSI 機器は、ここで終わりだよ、 ということを知らせる為のものです。 内蔵されている機器は、一番最後に繋がっている機器が、CD-ROM ドライブなので、 CD-ROM ドライブのターミネータを ON(説明書によっては、有効とも書かれている)にしてあります。
ですから、外付けで接続しようとしている機器で、 一番最後に繋がっている機器のターミネータを ON にする必要が在ります。 どうすれば、ターミネータを ON に出来るかは、 必ず説明書に記載されているので、良く読んでください。