PC 教室ソフトウエア ⇒ デバイスドライバ

ソフトウエア~デバイスドライバという概念

デバイスドライバは、 外部制御装置の基本的な入出力を担うソフトウエアのことです。 あれ? BIOS みたいですね。 BIOS とデバイスドライバは、概念的には、良く似ています。 違いは、OS の外部装置の制御機能を担う部分として、 OS の起動時に、OS に取り込まれるということです。

Windows NT では、BIOS を殆ど使わないと書きました。 何故なら、デバイスドライバがあるからなんです。 PC に新しいハードウエアを追加したり、 既存のハードウエアを違うものに交換した場合、 大抵はそのハードウエアを利用できるようにするためのデバイスドライバが必要になります。 OS が、外部装置との入出力を行う為に、 デバイスドライバを使うからです。 また、ハードウエア固有の制御手順は、デバイスドライバーがブラックボックス化してくれるため、 OS は、デバイスドライバーが用意してくれる、 ハードウエア制御の論理的な機能を呼び出すことで、 ハードウエアの制御を行うことが出来るわけです。

では、Windows 95Windows 98Windows Me などでも、デバイスドライバーはあるんでしょうか? 答えは、Yes です。 ならば、Windows NT の様に、 BIOS は、殆ど使わないのでしょうか? 答えは、No です。 Windows 95Windows 98 や、 Windows Me などのデバイスドライバーは、 機能を実現する為に、BIOS が持っている機能を呼び出しているものがあるんです。 Windows 95Windows 98 や、 Windows Me を利用していて、 頻繁にアプリケーションエラーが起こっていたのに、 マザーボードの BIOS をアップデートしたら、 途端にエラーが起こらなくなって安定した、 という話を耳にしたりしますね。 その原因の一つは、デバイスドライバーから BIOS が呼び出されているからなのです。 それ以外には、電源投入や、リセット、もしくは、再起動などを行った際に、 BIOS が行う各種初期設定に、問題があったのが、 BIOS のアップデートによって解消した、などがあります。

Windows NT 系列の OSWindows NT 4.0Windows 2000Windows XP などでは、 デバイスドライバーは、通常のアプリケーションのように、 OS の保護を受けていません。 したがって、この系列のデバイスドライバーに不具合があると、 OS にとって、かなり深刻な状態に陥ります。 真っ青な背景に、数字や、訳の解らない英単語が並んだ画面、 BODBlue screen Of Death)が表示されたりします。 この画面が表示されてしまった場合、 復旧方法は、PC をリセットするしかありません。 もし、BOD が表示されてしまった場合、 最近新たに導入したデバイスドライバーを疑ってください。

対処方法としては、そのドライバーのバージョンより、 一世代前のバージョンのドライバーを使うとか、 ハードウエアの詳細がわかるのであれば、 そのハードウエアを動作させる(ドライブする)他のメーカ製のデバイスドライバーを使ってみる、 等の方法があります。

それでもだめな場合や、一世代前のバージョンのドライバーが存在しない、 デバイスドライバーを作っているメーカがそこしかない、 そういう場合は、 不具合覚悟で使いつづけるか、 いっそ、そのドライバーを使わないようにするかしかありません。