インテークメンテナンスは、 5,000km 走行ごとを目安に実施しています。
リア部分を分解します。 分解の手順は、 リア部分解を参照してください。 また、エアークリーナーボックス側のアンダーカバーも外しておくと良いでしょう。
せっかくエンジンが見えている状態になったので、 いつもは掃除しにくい部分を掃除しておきます。
エアークリーナーボックスを固定している、 二本のヘキサゴンネジを緩めて抜き取ります。 エアークリーナーボックスを固定しているネジの一つは、 エアークリーナーボックス前方にある、 覗き窓のようなところの奥にあります。 覗き窓のようなところの奥には、 プラスのネジと、 ヘキサゴンネジがあります。 緩めるのは、 ヘキサゴンネジの方です。
キャブレターとエアークリーナボックスを連結しているバンドのネジを緩めます。 また、 エアークリーナーボックスに通じているゴムホースを外します。
この後、 キャブレターから引き抜くようにすると、 エアークリーナーボックスが外れます。
エアークリーナボックスを外したら、 キャブレターを掃除します。
キャブクリーナを吹くときは、 エンジンの回転数を上げながらやります。 必要に応じてエンジンの回転数を上げてあげないと、 キャブクリーナの燃焼性がガソリンより劣るため、 エンジンがストールしてしまうからです。 スロットルを開けて、 エンジンの回転数を上げるときは、 フロントブレーキを握りながらやってください。 万が一の飛び出しに備えるわけです。
エンジンの回転数の上昇に合わせて、 たっぷりとキャブクリーナーを吹いてあげます。 キャブクリーナを吹き付けると、 エンジンの回転数が下がってきます。 ストールしそうになる直前に、 キャブクリーナの吹き付けを止めると、 エンジンはストールせず、 回転が上がっていきます。 そしたらまた空かさず、 たっぷりとキャブクリーナーを吹いてあげます。 最初は難しいかもしれませんが、 何度かやってみれば、 コツが分かると思います。
キャブレターの掃除をするときは、 エアークリーナーボックスを撤去してしまうため、 エンジンの回転数を上げると、 かなり大きな吸入音がします。 大きな音を出しても、 周りの迷惑にならないような場所で行ってください。
キャブの掃除をした後は、 しばらくエンジンをアイドリングさせて、 吹き付けたキャブクリーナーを完全に燃焼させます。
取り外したエアークリーナボックスを分解します。 五つのプラスネジで止まっていますので、 このネジを全部外します。 ネジの場所は、 写真を良く見ていただければ分かると思います。
エアークリーナエレメントと同じ形をした網を灯油で洗います。 この網は、 エッジの部分が面取りされていないので、 丁寧に扱わないと指を切ったりします。 気を付けてくださいね。
エアークリーナエレメントも、 同じように灯油で洗います。 エアークリーナエレメントは、 スポンジのようなものなので、 灯油を染み込ませて、 手で握って絞るようにすると、 汚れが落ちます。 ただし、 絞ると言っても、 手で握るだけで、 雑巾のように捻じって絞らないでください。 エアークリーナエレメントが捻じ切れてしまいます。
最初は、 灯油がこんなに汚れます。
汚くなった灯油は捨て、 新しい灯油で同じように、 エアークリーナエレメントを洗います。 エアークリーナエレメントを絞っても、 灯油が汚れない状態になるまで繰り返し繰り返し…。
今回の僕のメンテナンスでは、 灯油を取り替えて六度目に、 このように灯油が汚れなくなりました。 何度やれば汚れが落ちきるのかは、 メンテナンスの頻度や、 走行条件、 走行状態によって違います。 必要に応じて、 臨機応変に。
綺麗になったエアークリーナーエレメントは、 灯油を良く絞り(何度も繰り返しますが、 決して雑巾のように捻じって絞らないでください)、 日向で灯油を飛ばします。
エアークリーナエレメントが乾いたら、 エアーフィルターオイルを散布します。 後は元通りに組み付けて、 完了です。