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ある VT 乗りの女の子
少し柔らかい話しを…
今から二十年以上前、専門学校に通っていた頃です。学校までバイクで通っていました。毎日同じルートを同じ時間に。そんな毎日でたった一度だけ、今でも印象に残るバイク乗りに出逢いました。
バイトを終えいつものルートを邪魔臭い四輪車をかわしながら家路に就いていました。250cc 単気筒という非力なマシンでしたが、スリムということもあって、僕のペースにずっと付いて来る人はいませんでした。そう、この VT のライダー以外は。
杉並の辺りからです。このライダーが視野に入ってくるようになりました。お互いがお互いのペースで走っているだけで、競争しているのでも示し合わせているのでも無いんですが、不思議とペースやライン取りが一致したのでしょう。全く離れることなく、それこそ一緒に走っていたのです。
最初はこのライダーは男だと思っていました(向こうは僕が女とは思っていなかったでしょうな)。俗称女の子乗りと言って女の子がバイクに乗るとお尻が突き出た、ハンドルにしがみついているようなフォームになるんです。大抵はね。その娘(こ)は猫背で「おお、こいつ走れそうだな」というちゃんとしたフォームだったから、女の子とは思えなかったんですね。
意識していることを悟られないようにチラッと相手をみると、フルフェイスヘルメットから綺麗なストレートの髪が見えてます。『え? 女の子?』よく見てみると手足の大きさや手首足首の細さは男じゃありません(ライダージャケットではウエストや胸のラインからじゃ分かりません)。
彼女、とっても上手なんです。スロットル操作に無駄が無くスムーズで早い。状況を見て予測までして、スムーズに四輪車をすり抜けていきます。「やるなぁ~」と思いました。
そのうち、だんだんお互いの存在を考慮しての四輪車捌きが始まりました。自分がすり抜けるときに、後から、もしくは、右または左にもう一台いることを考えて、その人が通るラインを確保してすり抜けするんです。
交互に前に出たり後ろに回ったりするので、ラインを確保してもらったほうは軽く左手を上げます。「あんがと」ぐらいの感謝ですね。バイクでつるんで走るのが大嫌いなんですが、このときだけは、とても気持ち良かったのです。
そんな時間が 30 分ほど流れました。
新青梅街道と新小金井街道の交差点に挿しかかろうという所で、彼女のマシンが右にウインカーを出し、車線を変更していきました。「ここでお別れか…」交差点で、お互い左手を軽く上げて別れるまで、淡い気持ちを抱いていましたね。
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コメント (8)
その気持ちなんとなくわかります
私は車ですが走行中のそういう感覚ありますね
バイクだとなおさらだと思います
女の子だったというのもありますね(笑
とマジメな文章を書いていますが
だんだん壊れてくるのでよろしくですw
To まりちゃん
ルームミラー越しの恋…ってとこですか。
壊れるって…どんな風に壊れるのだろう…?
こりゃ~懐かしいバイクですね!
ボクも乗っていましたよ。。初期型白のVT.....。
後、250RSもありましたがこれは乗りやすかったです。
この頃から400のボアダウン250から250専用設計バイクが出始めて女性ライダーが増えてきたと思います。
To えのでんさん
懐かしいでしょ? 友達が乗ってましたが、彼はバイクに後ろから突っ込まれて、バイクを降りてしまったんです。残念でした。そして正に当時、僕は、CBX250RS に乗って、この VT を目の仇にしていました…。
この VT はフロントが 16inch で、フロントからぺたっと寝てしまうんですよね。自分の下手さ加減が暴露してしまうマシンでした。
女の子のライダーも増えましたよね。GPz とかね。
僕の嫁さんは、キックしかない CB250RS に乗っていました。キック始動が下手糞で、良く教えたもんでした。
CBX250RS の前、僕は、XS400special に乗っていたんですが、バイト先の近所で VF400F にオーナーがいて、免停になってしまい、乗らないと回らなくなるからと、一ヶ月間預かったことがありました。VF400F もものすごく乗り易かったですよ。
この時から十年後、40ps バージョンの VT(タンクとハーフカウルがデザイン的に繋がっている奴)を中古で購入し、メンテナンスを繰り返し(ドライブチェーンが固着していたのを灯油で復活させたり)、やっと自分の色に染まったな…、と思ったら、盗まれてしまったのです。悲しい VT 物語でした…。
CB250RSはボクも乗っていました(^^)
トレールのXLのエンジンでしたね?
バックステップでステップを畳んでキックするもんですからエンスト時には焦った記憶があります。
後にRS-Zのセル付きが出ましたね。
当時のヤマハはRZとかで2ストは元気でしたし.....
バブリー時代でバイク道楽で色々と乗り換えていましたよ。。。
To えのでんさん
携帯も同機種、マジェくんも(以前は)同じ、で、RS も一緒だったんですね。僕のは DOHC の CBX でしたが。
そうです。RS、RS-Z は XL 系のエンジンがベースでした。単気筒なのに、キャブが二つ付いてて、エキパイも二本出しで、サイレンサーも左右に二本ありましたね。
YAMAHA は RZ と FAZER でした。ツーストロークは好きじゃないし、FAZER は半魚人みたいで…。
弟が一番最初の GSX-R400 を買い、強引に貸せとばかりに借りて乗ってレッドゾーンまで回しましたが、なんじゃコリャーってほど、早かったですね。
CBXは400の方を乗っていました。
あの頃は魅力的と言うか、個性的と言うのか欲しいバイクが多くてかなり早いペースで乗り換えていました。
(また乗り換えも早いので下取りもよく追い金少なく買えた)
ボクの250RSはブルーのアップハンドルの方でした。
CBX250もRSもメーターの針がCB750Fの様にタバコ位の短い太い針が何故かお気に入りでした(笑)
FAZERはYSP仕様の黒で黄色ラインのを乗っていましたが回さないと全然元気がないバイクでした。
マルチってより2ストみたいな感じ?
To えのでんさん
そうそう、太くてオレンジ色でしたね。バックライトで文字版もオレンジ色に浮かび上がって、あの頃の HONDA の普通車のインパネのようでした。
僕は知り合いの恵まれて、知り合いのバイクを預かる事が多くて、自分が所有するバイクは CBX250RS のままでしたが、色々乗ることができました。確かにあの頃は個性的で魅力的なバイクが多かったですね。
FAZER は乗れませんでしたが、GSX-R250 は乗ったことがあり、こいつもそうでした。15,000rpm ぐらい回さないと全然走らない。