トラブル アーカイブ
2010年02月23日
走行 60,000km のガタが…(続き)
ステーター故障の続きです。
オートショップさんが修理の際、写真を撮ってくださいました。こんな所を分解する機会なんてそう滅多に無いですし、せっかく頂戴したので掲載します。
ステーター側のクランクケースカバーを外したところですね。写真左側が上方になります。チェーンが掛かっている軸が一時バランサーシャフトです。
クランクシャフトのアップです。良く見ると、クランクケースカバー側で受けるベアリングと合わさる部分が段付き摩耗してしまっているのが分かるでしょうか?
そして問題のベアリング。クランクケースカバーについたままの状態ですね。錆が浮いてきてしまっています…。ベアリングの外側にある三つの穴は、ステーターコイルを取り付けるボルトの為のねじ穴です。
2010年02月22日
走行 60,000km のガタが…
ここ最近、バッテリーを交換したばかりだというのに、グリップヒーターが温まってくれない…。調子が悪いなぁ…、と思っていたのでした。
4HC の頃に味わった、レギュレータートラブルが脳裏を過ります…。でも変なんですよね。そうだとするとバッテリーを使い切ってしまってエンジンが止まってしまうはずなんです。ましてや、5RUM マジェくんはインジェクション。点火どころか燃料が止まってしまうはずなんです。
調子が悪くなり始めた後に給油して、それからもう 150km ぐらい走れているんです。レギュレーターが飛んでしまったら、こんなには走れないはずなんですよね。それに温まってくれないグリップヒーターも何かの拍子に温まり始めることもあるんです。ま、すぐ切れてしまうのですけどね…。
今度の週末、オートショップさんでバッテリーなのかレギュレータなのかチェックしてもらおう、などと思いながら、仕事場へ向かっていると、アイドリングでグリップヒータが切れるどころか、インジェクションの警告ランプが点灯するようになっているじゃないですか。
でも発進してちょっとすると警告ランプは消えます。今日の帰りにオートショップさんへ寄ろう、そう思いながらバイクを駐輪場に置いて作業場所へ…。
帰り、駐輪場で始動させようとすると、セルが回りません。ギギギギ…と唸るだけです。この近くにバイク屋さんがあることを知っていたので、そこまで押し歩きで行けば、とりあえずエンジンだけ掛けさせてもらえるのでは、と。
バイク屋さんに向かう前に上り坂があるのを忘れてました。押し歩きのマジェくんがずっしりと圧し掛かってきます…。ふと脇をみると車の整備工場が。ラッキー。ここで助けてもらおう。そこの人に頼むと、快く承諾してくださり、止めてあった車のバッテリーからブースターケーブルを繋げてくださいました。ケーブル繋げるだけなら後ろカバーをチョチョイと外せば良いので。
無事エンジンが始動したので、お礼を支払ってオートショップさんへ。途中、メーターはリセットされるわ、インジェクションの警告ランプは付きっぱなしなるわ、何時止まってしまうかハラハラしながら、何とか辿り着けました。
オートショップさんで一時的に別のバッテリーを繋げるとエンジンは始動できます。新品同様のバッテリーは電圧が酷く下がってしまっています。これはレギュレーターぽいですねということで、マジェくんはそのまま入院ということに…。
後日、オートショップさんから電話が。レギュレーターじゃなく、ステーター(ジェネレーター)が壊れてしまったようです…と。ステーターは右側のクランクケースカバーを取り外さないと交換できません。ここから負の連鎖が始まるのです…。
壊れてしまったステーターは、下の画像の「1」の番号に赤丸をつけてある部品です。この画像は、二つのパーツリストを合成しているので、番号にダブりがあります。ちょっと見辛いですが…。
このクランクケースカバーを取り外したことで、クランク軸を受けているベアリングに不具合が見つかったのです。「5」の番号に赤丸が付けてある部品です。軸の先端を支えているベアリングで、いわゆるクランクベアリングではありません。だからこそ不具合が見つかったということでもあるんですが…。
このベアリング、一見するとエンジンオイルによって潤滑されそうな気配ですが、そうではないようです。オートショップさん曰く、グリスが飛んで錆が浮いてしまっているそうです。オイルが回らないからそうなってしまったのでしょう。本当はこのベアリングも交換した方が良いのですが、部品を待つと入院期間が延びるので、清掃して何とかなりませんかと尋ねると、たぶん大丈夫でしょうとのこと。
ところが、また別のことが…。
このクランクケースカバーには、ウォーターポンプが取り付けられているのですが、ここから冷却水が染み出ていると…。冷却水の減り方が少し気になってはいたんですよね。定期的に点検していると、ある時急に減っていたりするんです。どこかから漏れているのかもしれないなぁ…と気にしていると、全く減っていなくて、おやぁ? と思う時もあったりして、妙だったんです。時々乗る前に止めてあった所の床の染みはチェックしているんですが、何かが漏れている痕跡は無く…。
オートショップさんの作業場の床がコンクリートではなく、ゴムだったのが幸いして、冷却水漏れの個所を特定することができました。何だかわからない状態ではなく、ここから漏れていると特定できたのは良いのですが、パッキン交換となるとまた部品待ちということに…。
オートショップさん曰く、ここはパッキンの交換ではなく、液体パッキンの様なもので補助すれば症状は治まるでしょうとのこと。ホッとして、それでお願いします…とお願いしたら、いや、もう一つあるんですけど、気が付いてました? と。
右のフロントフォークからオイルが漏れている…と。いや、全く気が付いていませんでした。迂闊でした。そう言われてみると、荒れた所で妙にフロントが暴れるような気がしないでも無い…。でも、経年変化もあるし、そんなもんでしょ、って思ってましたぁ。
もう仕方が無いので、必要なパッキンを取り寄せてもらい、時期的にも頃合いなのでフロイントフォークのオーバーホールもお願いすることにしました。こればっかりは応急処置じゃ駄目なので。
次々と不具合が見つかってしまったこともそうですが、ステーター交換が厄介だったようです。確かにクランクの右側の作りって、バランサーやらオイルポンプやら構造が…ねぇ…YAMAHA さん…。
とはいえ、無事マジェくんは戻ってきました。復調したマジェくんでグリップヒータの有難味を再確認したのでございます。
2009年09月26日
ヘッドライトハーネスが…
先日、走行中に前の車に写るマジェくんが変だな…と思い、良く見ると右側のヘッドライトが点いていません。もうバルブが切れてしまったのか…やれやれ。今回はずいぶん切れるのが早いなぁ…と思っていたのですが、次に前の車に写る姿を見ると今度は両方とも付いています。妙だな…と思い、路肩に止めてバルブのコネクター部分を触ると、点いたり消えたりします…。これはバラして調べないと駄目そうです。
日を改めて、フロントをばらしてハーネスをチェックすると、コネクターの樹脂が溶けて、端子が一つ分離した状態になってしまっているじゃないですか。とりあえず接着剤で応急処置をして部品を取り寄せました。
写真のコネクターがそうなのですが、白いのは応急処置としてゼリー状の瞬間接着剤を流し込んで接着した跡です。上の部分は完全に樹脂が溶けて、端子がはみ出しています。写真では接着剤で付いている状態ですが、症状が出たときは、端子がコネクターから完全に分離してました。
何故こんな風にまで溶けてしまったのか、原因は良く分かりません。バルブの熱によるものなのか、それとも確実に接触されておらず、それが原因で端子部分が熱を持ってしまったのか…。
何れにせよ、ここの接続は横着しないできちんとしたほうが良さそうです。今までは、バルブ交換時にフロントカウルの下からから手をいれて、手探りでコネクターを差し込んでいたので、接続が確実であったか怪しいです。バルブの交換でもフロントカウルを外して確実に作業することにしました。
2009年09月11日
登らない…のつづき。
前回、yamaさんとおかぴさんとでの峠遊びで不調となり、センタースプリングの交換だけでは症状が改善しなかった旨を書きました。セカンダリー関係の部品が届いたので原因を究明すべく再挑戦です。
交換部品は全て揃っているので心置きなくセカンダリーを分解出来ます。スプリングシートを外してみると…。トルクカムの溝かカムのピンか、何れかが変形してるに違いないと睨んでいたのですが目視では全く正常に見えます。あれあれ?嫌な予感がします…。
グリスを拭い、トルクカムの溝を注視すると僅かですが、摩擦によってテカっている所と、元の素地のままザラついている所があります。この写真から分かるでしょうか?
50,000km 以上の距離の走行において変速動作により絶えず動いていた部分です。磨耗していて当然なのですが、このテカっている所とザラついている所の境目でピンが微妙に引っかかり、セカンダリーシーブが完全に閉じ切れずにいた…とも考えられます。でも…、ん~、ちょっと推論の歯切れが悪い感じです。
悩んで頭を抱えていても仕方が無いので、セカンダリーを新しくして組み付けます。おにゅ~のセカンダリー。良かったね、マジェくん。これで(ほぼ)駆動系オーバーホールだもんね。でもねぇ…。これで直るのか一抹の不安が過ぎります。
とりあえず、シリンダーケースカバーを仮止めして、どんな按配か走ってみることに…。ケースを付けただけなので、防塵の為のフィルターも付いていません。なので裏道をチョコチョコと走ったのですが、それだけでも全然改善されていないのが分かります。吹く点著ーにも乗ってもらい、意見を交換します。
駆動系じゃなくて、エンジンじゃないか?トルク感が薄い。二人の共通した意見です。こういう時、スクーターは判断が難しくなります。ギアが固定されるマニュアル車なら、エンジンが悪いのかどうか直ぐ分かるのですが、スクーターはエンジンの出力と CVT の変速が関係してしまうので、どちらが悪いのか判断が難しいのです。
もう一度ベルトを外して、プライマリー側を再チェックすることにしました。セカンダリー側は新品なのですからね。でも、これといった不具合は見当たらず、どう見ても正常なのです…。
# 実わ、直らなかったのかと言うと、現在マジェくんはすっかり直って今まで以上に元気になりました。
# もちろん、『これ』というはっきりとした原因も特定することが出来ました。
# 原因となった部品も既に発注済で、交換すれば完治です。
#
# セカンダリーがリニューアルされたのでキックダウンもスパっと決めてくれます。
# でも状態としては、(仮)…です。
#
# で、今なぜ元気になったのか?原因は何だったのか?交換予定の部品は何なのか?推論してみてくださいな。
ここからは様々な推論を二人で立てては、慌てず、一つ一つ確認していく地道な作業になりました。とにかく何でも良いから突破口となるヒントが欲しかったのです。前後ホイールの引き摺り、プラグ、エアークリーナーエレメント…、そして…。ついにヒントを得ることが出来ました。
つづく…かな…?
2009年09月06日
登らない…。
おかぴさんと yamaさんとで先週、峠遊びをしてきたのですが…。
マジェくんにマシントラブルが発生してしまいました。普段、楽しいはずのツーリングを台無しにしないためにもメンテナンスを心がけていたのですが、ご一緒いただいたお二人には迷惑をかけてしまいました。
志賀坂峠の頂上までは絶好調で、ここまではとても楽しかったのですけれど…。
ここからスカイブリッジへの登りに入った途端、エンジンが全く吹け上がらない症状に。インジェクションのトラブル…?それとも駆動系…?熱ダレにしては症状が酷すぎる…。などと思いながら何とかスカイブリッジまで登れました。
そばを食す休憩を挟んでも症状は改善しなかったので熱ダレではなさそうです。また下りではじわじわと速度は上がっていくのでインジェクションでもなさそう。途中プラグもチェックしましたが綺麗な焼色でした。
駆動系のトラブルと判断し、必要なパーツ(パーツリスト、3、5、8、15)を発注してオートショップさんへ。開けてみると思った通り、セカンダリ(ドリブン)シーブが完全に閉じきっていなくてベルトがプライマリー(ドライブ)側でしっかりと落ち切っていません。これじゃ…ね。
セカンダリシーブが完全に閉じきらないのは、センタースプリングの経たりだろうと睨んだのです。そして駆動系を開けるので、少し早めですが、ベルトやウエイトローラーもついでに交換してしまえ、と。
ところが症状が改善されなかったのです。今回、プライマリー側とクラッチは、分解の際にチェックしました。となると…、原因は分解していないセカンダリー側、つまりトルクカムが怪しいのではないかと…。僕のマジェくんはもう走行距離が五万キロを超えてしまっています。決しておとなしい乗り方ではないので、そろそろ寿命を迎えてもおかしくはありません。
セカンダリー側を分解するのであれば、関係部品をすべてリニューアルしてしまったほうが良いかもしれないと判断し、パーツリストでいう、10(5RU-17660-01 セカンダリフィクストシーブ ASSY)、11(5RU-17670-01 セカンダリスライデイングシーブ)、12(93104-41119 オイルシール)、13(93210-43713 O リング)、14(4CW-17664-00 ガイドピン)、16(5RU-17690-00 スプリングシート)、21(90170-36279 ナット)、23(90201-17485 プレートワッシャー)の発注をかけました。
マジェくんの復活は来週の土曜日以降に持ち越しになりそうです…。
2007年09月10日
復調の予感(?)
夏になってから発症していた変速異常ですが、最近、復調の兆しが見えてきました。
ゼロ発進の際、5,000rpm 強までしか上がらなかったの回転数が、6,000rpm 近くまで上がるようになり、変速回転数も 4,000rpm に落ち込んでいましたが、5,000rpm 弱ぐらいの回転で変速していくようになってきました。
ただ、30km/h から 40km/h 辺りで再加速しようとすると、回転の上昇が鈍く、4,000rpm 辺りで燻っているような感じは残っています…。
駆動系のクーリングに走行風を利用できないものかと新設したダクトですが、少なからず効果はあるみたいです。このまま常設にしようと思っています。
2007年08月19日
変速異常
吸入量が多すぎるのではないかと思われるような症状が出ていたこと、以前ここで報告しました。色々思いあたる部分に対策をしたりしたのですが、症状は改善されていません。
症状は、ゼロ発進の際、一旦 6,000rpm 近くまで上がる回転が、5,000rpm 強までしか上がらないことと、50km/h から 60km/h 辺りで、5,000rpm 強ぐらいの回転で変速していくところが、4,000rpm 辺りまで回転が落ちてしまい、カブっているかのように吹け上がりが悪いのです。
ゼロ発進だけでなく、40km/h 辺りからの再加速の際も、回転の上昇が鈍く、4,000rpm 辺りで燻っているかのような感じです。
いずれの場合も、回転数が 5,000rpm 近くになると、今まで通りに吹け上がってくれるので、これはエンジンのトラブルではなく、駆動系のトラブルではないかと睨んでいます。
対策として以下のことをしてみました。
・スパークプラグを IU22 から CPR7EA-9 に戻してみる。IU22 は、スパーク部が突き出し型ではないため、発火点が中心からずれ、点火タイミングが微妙にずれるはず。この悪影響が在るのではないか、と考えました。結果、エンジンフィールは IU22 を装着したときの方が良いので、現在は IU22 を装着しています。
・インテークダクトを US 仕様の径の細い方をプーリー側、国内仕様の径の太い方をサイレンサー側、それぞれのエアクリーナーボックスに取り付けてみる。吹け上がりが悪い感じは、4,000rpm から 4,600rpm ぐらいの回転数の時のみで、他は綺麗に吹け上がる。ダクトの径が太いと、流入量は増えるが流速は遅くなる。中回転域のトルク感は流速が早い方がでるので…。結果、インテークダクトは、両方とも US 仕様のものに戻しています。ダクトの交換でも改善の兆候がなかったからです。
・エアークリーナーエレメントの清掃。5RUM マジェくんのエアクリーナーは乾式です。乾式ですが強引に中性洗剤で洗いました。エレメントはかなり綺麗になり、スロットルレスポンスも向上しましたが、効果はありませんでした。
・ECU リセット。バッテリーのマイナス端子を外し、しばらく放置すれば ECU はリセットされます。エンジンフィールの向上は見られましたが、効果はありませんでした。
また、最近センタースプリングの交換と、セカンダリムーバブルシーブのチェックをしましたので、駆動系が原因とは思いたくなかったのですが、これ以外の要因で、変速が一気に進み過ぎてしまうのではないかと考えるようになってきました。
原因としては、ここ最近の暑さが関係してベルトが軟化してしまったのか、それとも偏磨耗してしまったのか、とにかくセカンダリーで踏ん張らないで、ずるっと落ち込んでしまっていると思うのです。この異常変速が発生してしまう速度域以外では、キックダウンも正常で、セカンダリーのトルクカムは正常に機能しているから、そう思うのですけれど…。
ここ最近は、zoil 添加のエンジンオイルに交換したせいか、22km/l 代の燃費を連続でマークしていて、エンジンは絶好調なのです…。だからなお更、この症状が気になるんですけれどね…。
多分、ベルトかクラッチが怪しいと睨んでいます。いずれにせよ、次回の駆動系メンテは、30,000km で実施する予定なので、その際に怪しげなパーツは交換するつもりです。







