走行距離も 30,000km を超え、 購入してから、 もう少しで 2 年が経とうとしています。 特にこれといった不具合を感じているわけでは無いのですが、 ダストシールがひび割れてきているし、 そろそろ、 フロントフォークのオーバーホールが必要だろうと考え、 実施してきました。
フロントフォークのオーバーホールは、 僕が個人的に行う日常的なメンテナンスの領域を越えているので、 いつもお世話になっているオートバイ屋さん、 オートショップ新秋津さんにお世話になりました。 ただでさえ面倒なオーバーホール作業をお願いした上に、 作業の撮影も快く承諾してくださいました。
オートショップ新秋津さん、 いつもお世話になっています。 また、 ありがとうございました。
いつものように、 暖かくておいしいコーヒーをご馳走になっています。 ちなみに… 僕は砂糖のみ入れる人です。
フォークオイルはご覧のような汚れ具合でした。 この写真では分かり難いですが、 細かい金属粉も混じっており、 オーバーホール実施の時期としては、 決して早かったわけではない様です。 フォークオイルの元々の色は赤ですからね。
ちなみに、 このオイルは左側のもので、 右側のオイルの方が汚れが激しく、 アルミ色の金属粉が多く見られました。 ブレーキロータが右側に付いているせいなんでしょうか。
フロントフォークがバラバラにされました。 アウターチューブのトップ部分に、 多少の腐食が見られました。 雨水、 もしくは、 洗車による水の浸入の影響だと思われますが、 ある程度の水の浸入は、 やむを得ないのだそうです。
ですが、 僕のマジェくんは、 かなり良い状態なのだそうです。 日頃のメンテが良いのでしょう、 とお褒めの言葉をいただきました。 酷い状態だと、 オイルがヘドロ状になってこびり付いていたり、 アウターチューブが腐食で太ってしまって、 分解するのに非常に苦労したりするそうです。
水の浸入は、 組み付け方法を工夫することで、 低減できるのだそうです。 メーカーが行う組み立てでは、 その辺りは難しいでしょうね。 ということは… これで殆ど水は入らないようになった、 ってことですよね? オートショップさん。
スペシャルブレンドの秘伝のたれ(?)で、 構成部品を洗浄します。 洗浄一つにしても、 決して無理に擦らず、 優しく丁寧に、 そして確実に、 汚れや腐食部分を落としてくれます。 見ていて非常に参考になります。
この洗浄ですが、 ラッカー系の液体で洗浄すると、 浸透率が良過ぎて金属を腐食させてしまうのだそうです。 この辺りにもこだわりがあるんですね。 秘伝のたれ、 どういう調合なのでしょうかねぇ。 し、 知りたい。
洗浄が完了した部品達です。 このまま使用する部品もありますが、 シールやワッシャ、 パッキンなどの消耗部品は、 全て新品に交換します。 ですので僕の場合、 フォークのオーバーホールをお願いする際に、 必要な部品を取り寄せておいてもらいました。
全ての構成部品の洗浄が終わったら、 組み立てです。 一つ一つの部品、 交換する新品の部品でさえも、 エアガンで吹いて埃を飛ばし、 ブレーキオイルや、 グリスのようなものを使い分けながら、 丁寧に組み立てられていきます。
何度も何度も、 動作に引っ掛かりは無いか、 また、 変にスカスカではないかを確認しながら、 ワッシャやパッキンなど、 構成部品が圧入されていきます。
床にあるのは、 交換された部品の袋たちです。
フォークオイルの注入です。 僕の場合、 メーカーの規定どおり、 YAMAHA 純正サスペンションオイルの #10 を使いました。 オイルレベルも、 メーカー規定としました。
同じ Majesty でも、 メーカーの規定として #15 が指定されている車種もあるそうですが、 他のメーカーのものも含めて、 メーカーの規定として指定しているのは #10 が大半なのだそうです。
オイル注入後、 インナーチューブを何度もストロークさせて、 エア抜きを行います。
フォークの組み立てが終わりました。 ブレーキキャリパーが変にぶらぶらしてしまわないように、 ぶら下げられている所なんて、 心憎いでしょ? 後もう少しで作業完了です。 この後は作業の邪魔になるといけないと思い、 撮影は自粛しました。 そしてまた、 コーヒーをご馳走になり…
アウターチューブに貼り付けた、 BREAKING のステッカーは、 剥がれてしまっても良いです、 と前もってお伝えしておいたのですが、 ステッカーが剥がれないように作業をしてくださいました。 う~む、 秘伝のたれが、 なお更気になるぞ。 ラッカー系ではないのだから、 きっと、 あれとこれと…
帰り道、 まるで別のフィーリングとなったマジェくんを満喫しました。 新車の状態では、 フロントはこんなに踏ん張ってくれていたんだなぁ。 安心してブレーキがかけられます。 ギャップ通過の衝撃もきちんと吸収してくれます。以前所有していた 4HC マジェくんでも、 フロントフォークのオーバーホールをオートショップさんにお願いしましたが、 これほどの変化を実感することは出来ませんでした。 このままお出かけしてしまいたくなる衝動を抑えながら、 帰路を急ぐ Forest でした。 なぜなら、 腹減ったから…(またこれかいっ)。