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走行距離が 35,000km に近づき、 そろそろドライブベルトの交換時期を迎えつつあります。 カーバーを開け、 目視でドライブベルトを確認した限りでは、 40,000km ぐらいまでもちそうな雰囲気でしたが、 ゼロ発進からの変速でも、 エンジン回転数が低くなってしまう症状が表れ始めました。

ウエイトローラが、 遠心力でプライマリスライディングシーブを押す力に対して、 センタースプリングが、 セカンダリスライディングシーブを押す力が負けているために、 このような症状になるのではと考え、 センタースプリング交換と共に、 駆動形のオーバーホールを行いました。

オーバーホール作業はは、 いつものようにオートショップ新秋津さんにお世話になりました。

平均すると、 半年に一度ぐらいの割合でカバーを開けているせいか、 中は予想以上に綺麗です。

エンジン側がプライマリです。 手前のプーリがフィクスト、 奥がスライディングシーブです。 スライディングの裏にウエイトローラがあり、 ランププレートがあります。 プライマリ側の軸は、 エンジンのクランクシャフトです。

対して、 タイヤ側がセカンダリです。 手前がクラッチアウター、 その奥がスライディング、 更に奥がフィクストシーブです。 プライマリ側の軸は、 クラッチアウターからファイナルギアまで駆動力を伝える軸で、 セカンダリシーブからクラッチインナーまではプライマリ側の軸の上で空回りしています。

セカンダリが分解されました。 左のスプリングが新品のセンタースプリングです。 右の使用済みのものと比べると、 若干ですが自由長に違いがあります。 左にあるセカンダリシーブの軸の所にセンタースプリングが入り、 右にあるクラッチインナーとスライディングシーブとの間に挟まれます。

スライディング、 フィクスト共に、 プーリーの表面は綺麗に磨耗しています。 また、 クラッチシューも同様に、 満遍なく綺麗に磨耗しています。 写真奥にクラッチアウターが見えますが、 写真ではクラッチシューとの接触面が見えていませんね。 この接触面は、 触手で確認しましたが、 やはり段も無く綺麗に磨耗していました。 5SJ 系のセカンダリ周りは、 非常にもちが良いみたいです。

ウエイトローラ、 ランププレートのスペーサー、 ドライブベルトを交換し、 使用済みのその他の構成部品は、 例のスペシャルブレンドのタレで洗浄され、 グリスアップされて組み込まれていきます。

ベルトを交換したため、 シーブ面との馴染みが取れるまで、 しばらくはおとなしく乗らないといけません。 タコメータを睨みながら、 慎重にスロットルを操作した帰り道、 それでもあっさりと回転が 6,000rpm まで到達してしまうのを、 ヘルメットの中でニヤニヤしながら眺めていたのは言うまでもありません…


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